「ダイエットをしているのに、なかなか痩せない・・・」
こんな悩みはダイエットをしている人なら感じたことがあるのではないでしょうか?
- そもそも、なぜ太るのでしょうか?
- たくさん食べるとどうして太るのでしょうか?
- どう脂肪に変わるのでしょうか?
太る原因や仕組みを知ると、ダイエットしやすくなるかも知れませんね!
効率的に痩せたい人は読んでみてください。
太る原因は?
太る主な原因は、食べ過ぎや運動不足、食生活の乱れ、遺伝的体質、年齢などがあります。
具体的には、以下のような要因が考えられます。
食べ過ぎ:摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると、余ったエネルギーが体脂肪として蓄積されます。
運動不足:運動が不足すると消費エネルギーが減り、普通の食事量でも太りやすくなります。
食生活の乱れ:早食いやながら食い、不規則な食事時間、夜遅い時間の食事などが肥満に繋がることがあります。
過度な飲酒:お酒は糖質を多く含み、食欲を高めるホルモンを分泌させるため、内臓脂肪が溜まります。
自律神経の乱れ:ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れると、体内の脂肪の燃焼をコントロールする交感神経の働きが低下します。
これらに注意し、バランスの良い食事と適度な運動を心がけることが重要です。
また、年齢によっても太る原因が変わってきます。
10代、20代の太る原因は?
10代と20代で太る原因は、生活習慣や食生活の乱れが大きく関係しています。
以下のような習慣が、太る原因となります。
夜型生活:夜遅くまで起きていると、睡眠不足により食欲を増進させるホルモンが増え、無意識の間に食べ過ぎてしまうことがあります。
冷え性:冷えによる代謝の低下は、むくみやセルライトの原因になります。
お風呂嫌い:全身浴をすると、脂肪の代謝効果があります。シャワーだけで済ませるとその効果を得ることができません。
むくみ体質:運動不足や悪い姿勢が原因でむくみやすくなり、痩せにくい体質になることがあります。
野菜嫌い:偏った食生活は、太りやすくなるだけでなく、健康面にも悪影響を与えます。
塩分過多:塩分の多い食事は、身体に水分を溜め込み、むくみやすくなります。
運動不足:筋肉量が少ないと代謝が下がり、太りやすくなります。
10代20代は基礎代謝が高いので、ダイエットを始めると比較的簡単に体重を減らすことができることが多いです!
基礎代謝とは、心臓の鼓動や呼吸など、生きるために必要な最低限のエネルギーのことです。つまり、何もしなくても消費されるカロリーです!
30代以降の太る原因は?
30代以降の人が太る原因は、加齢による基礎代謝の低下、食べ過ぎや運動不足、ホルモンバランスの変化などです。
基礎代謝が落ちる原因は?
年齢とともに筋肉量が減少し、基礎代謝が下がるため、太りやすくなります。
基礎代謝を上げるためには?
運動
忙しさや体力の低下により、運動量が減ると、消費エネルギーが減少します。
基礎代謝を上げるためには、ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動と筋トレが効果的です。
たんぱく質
たんぱく質は身体を作る成分です。
肌や髪などはもちろん、ホルモンや酵素、細胞もたんぱく質で作られています。
なので、たんぱく質を多く含む肉や魚、たまご、豆、乳製品などを摂取しましょう。
中年女性が太る原因は?
年齢を重ねることで基礎代謝が低下するだけでなく、女性には更年期という特別な段階が存在します。
更年期は、通常45歳から55歳の間に起こり、閉経前後の10年間を指します。
この期間に、身体にさまざまな不調が現れることがあり、これを一般的に「更年期障害」と呼びます。
更年期障害の主要な要因の一つは、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの急激な減少です。
40代を過ぎると、女性の体内でエストロゲンの量が減少し、その結果、脂肪の燃焼が難しくなります。
また、内臓脂肪が蓄積しやすくなり、特にお腹まわりに脂肪が付きやすくなります。
要するに、更年期におけるホルモンの変化が、体脂肪の増加や体型の変化に影響を与えることがあるのです。
この期間では、食事や運動の調整が特に重要で、健康な体重を維持するために配慮が必要です。
中年太りを解消するためには?
中年太りを解消するためには、運動と食生活を見直すことが大切です。
健康的なライフスタイルを維持しましょう。
有酸素運動
まず、基礎代謝を向上させるために有酸素運動を取り入れることが大切です。
有酸素運動は脂肪を燃焼し、痩せることができます。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど、継続的な運動習慣を身につけることが大切です。
食生活
食事に関しても注意が必要です。
バランスの取れた食事を心がけましょう。
特にたんぱく質を意識的に摂りましょう!
たんぱく質は筋肉の維持に役立ち、基礎代謝を上げる手助けをしてくれます。
肉、魚、たまご、豆類、乳製品などからたんぱく質を摂取しましょう。
そして、食事全体の質にも注目しましょう。
加工食品や高カロリーな食事は控え、野菜や果物、全粒穀物を積極的に取り入れて栄養バランスを整えることが重要です。
糖質と脂質、どちらが太る原因になる?
糖質と脂質のどちらが太る原因になりやすいかは、個人の体質や生活習慣によって異なりますが、一般的には糖質の過剰摂取が太る原因となりやすいとされています。
糖質
糖質は体内でエネルギー源として使用されます。
糖質を摂取すると、身体はそれを血糖として取り込み、エネルギーとして利用します。
ただし、摂り過ぎた糖質は余剰のエネルギーとして蓄積され、体脂肪として蓄えられます。
特に高GIの食品や過剰な糖分摂取は、血糖値の急激な上昇と脂肪蓄積を促す可能性があります。
脂質
脂質は1グラムあたりのカロリーが高く、過剰に摂取すると体重増加につながる可能性がありますが、身体の細胞を作る成分になり、エネルギー源にもなります。
なので、脂質を摂取した場合、それが全て脂肪に変わるわけではありません。
ですが、脂質はいくら摂ってもいいというわけではありません。
脂質の過剰摂取は最大の太る原因になります。
太る原因は?
糖質、脂質を摂ったから太る訳ではなく、総摂取カロリーや食事全体のバランスが太る原因になります。
食べ過ぎることが最大の太る原因です。
ストレスで太ってしまう仕組みは?
ストレスによって太ってしまう原因は、いくつかあります。
自律神経とホルモンバランスの乱れ
ストレスは自律神経とホルモンバランスに影響を与えることがあります。
特に長期間にわたる慢性的なストレスは、交感神経(ストレス応答を活性化する神経)が優位になり、副交感神経(リラックスを促す神経)の働きが抑制されることがあります。
これにより、基礎代謝が低下し、エネルギー消費が減少します。
ドーパミンの分泌
ストレスを感じると、ドーパミンという快楽を感じさせる神経伝達物質が一時的に増加することがあります。
そして、食欲を増大させ、特に高カロリーな食品を求める傾向があることを意味します。
なので、ストレス解消の手段としてたくさん食べてしまうのです。
レプチンの働きの鈍化
レプチンは、食欲を抑える役割があります。
しかし、ストレスによってホルモンバランスが乱れると、レプチンの働きが鈍くなり、食欲が増大します。
なので、ストレスを感じたときにたくさん食べてしまうことがあります。
アルコールを飲むと太る仕組みは?
アルコールが体内で分解されるとき、酵素やビタミン、ミネラルなどが大量に消費されます。
それを補おうとして、食欲が高まり、塩分や炭水化物がたっぷりの食べ物(ラーメンやジャンクフード、お菓子など)が食べたくなるのです。
まとめ
今日は身体に脂肪がついてしまう仕組みをご紹介しました。
原因を知れば、太る生活スタイルを改善することができるヒントにもなりますよね!
年を重ねても中年太りしないように気をつけたいです。