チョコレートといえばバレンタイン。
最近は、友チョコや自分へのご褒美に高級チョコを買うことなどが増えてきて、好きな人にチョコを渡して告白する、ということは減ったのではないかと思います。
そんなチョコレートが身体に良いことはご存知ですか?
チョコレートにどんな効果があるのか、なぜ身体にいいのかご説明します!
チョコレートとは?
そもそもチョコレートとは、カカオマスに砂糖、バター、粉乳などを混ぜて固めたお菓子のことです。
カカオマスとは、カカオの種子を発酵、焙煎したもので、カカオマスの種類や産地、焙煎方法によって味は変わります。
チョコレートに含まれる栄養素は?
チョコレートには身体に良い効果のある栄養素が含まれています。
カカオポリフェノール
ポリフェノールには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、身体を老けさせたり、生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える作用のことです。
動脈硬化予防
動脈硬化の原因は、悪玉コレステロールの酸化です。
カカオポリフェノールには抗酸化作用があるので、悪玉コレステロールの酸化を防いでくれます。
それによって動脈硬化の予防できます。
高血圧予防
血管の壁が炎症を起こして、血管が狭くなることで血圧は高くなります。
カカオポリフェノールはその血管の炎症を静める働きがあり、血管が広がることで血圧が下がる効果があります。
老化防止
老けて見える原因のしみやそばかすは、紫外線の活性酸素によって現れます。
ポリフェノールの抗酸化作用がその活性酸素の働きを抑えてくれるので、老化防止の効果が期待できます。
食物繊維
チョコレートには、リグニンという食物繊維が豊富に含まれています。
リグニンは腸の動きを活発にするため、腸内環境を整えてくれます。
腸には身体の免疫細胞の7割が存在していると言われており、腸内環境が整うと免疫力が上がります。
なので、チョコレートには便秘解消と免疫力アップの効果があるということになります。
脂質
カカオに含まれる脂質は主に3つあり、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸と呼ばれます。
3つとも良質な脂質で、体内に吸収されにくいので、体脂肪として蓄えられにくい特徴があります。
テオブロミン
チョコレートの苦味成分です。
集中力や記憶力を高めたり、脳をリラックスさせる効果があります。
しかし、利尿作用や興奮作用もあるので、摂りすぎには注意しましょう。
身体に良いチョコレートの種類は?
チョコレートを食べて健康になるためには、食べ方が一番大切です。
カカオ70%と書かれたカカオ純度の高いチョコレートを選びましょう。
カカオポリフェノールは、カカオの含有率が高いほどたくさん含まれています。
カカオ純度70%以上のものがおすすめです。
しかし、カロリーや脂質が高いので、たくさん食べると太ってしまいます。
食べ過ぎには注意しましょう。
まとめ
- チョコレートには老化防止の作用がある
- チョコレートは腸内環境を整えてくれる
- チョコレートには生活習慣病予防の作用がある
- カカオ純度の高いチョコレートが効果的
おいしいチョコレートを食べて、生活習慣病予防や老化予防ができるといいですよね。
食べすぎには注意して、毎日のおやつに数粒だけ・・などとして取り入れてみてください。
気分転換にもなりますよ!