かわいい作画なのに、不気味で気持ち悪いストーリーの「外れたみんなの頭のネジ」
ストーリーも謎や複線がたくさんあり、続きが気になりますよね。
そんな「外れたみんなの頭のネジ」は無料でどこで読めるのでしょうか?
考察やネタバレなど、くわしく調べてみました!
「外れたみんなの頭のネジ」概要
- タイトル:外れたみんなの頭のネジ
- 作者:洋介犬
- 出版社:アース・スター エンターテイメント
- ジャンル:サイコ・ホラー、オカルト
- 巻数:全18巻
「外れたみんなの頭のネジ」のあらすじは?

ミサキは町のみんなが少しずつ狂っていることに気が付いていました。
ミサキ自身も狂っていっているようで、部屋に悪魔が現れるようになりました。
悪魔は、周りのみんなではなく、ミサキだけが狂っているのではないかと言います。
なので、ミサキは自分が見た狂った人の話をすることにしました・・・
「外れたみんなの頭のネジ」のネタバレあらすじ
※ネタバレ
べへりん
中学生の七尾ミサキは、事故で両親を亡くして一人暮らしをしていました。
ある日、ミサキは「周りの人間が狂っている」と気づきます。
学校の友達も先生も、街の人たちも、普通に見えますが、どこか異常でした。
あるとき、ミサキの前に悪魔が現れます。
「ホントに周りが狂ってんのか?狂ってるのはお前の方じゃないのか?」
「私もそうじゃないかと思ったよ。でもね、私が遭遇した狂った連中の話をしてやるよ。これを聞けば私じゃなく周りが狂ってると確信するさ・・!」
ミサキは狂ったクラスメイトの話を始めます。
それを聞いた悪魔は「狂った話をたくさん話してくれれば、魔力がたまってみんなを正気に戻せるかもしれない」と言います。
こうして、ミサキは悪魔に「べへりん」と名付け、一緒に暮らし始めました。
「オレを悪魔にしたのは、ミサキ・・・お前なのにな・・・」
みみみ教団
ミサキは「みみみみみ」と呟きながら歩く狂った人たちを見かけます。
彼らは『みみみ教団』と呼ばれていました。
613
調べていくうちに、ミサキは「みんなが6月13日は、狂い始めたのは2年前の6月13日」だということに気づきます。
しかし、6月13日に何があったのか聞いても、みんな口をパクパクさせるだけで何も言いません。
その日の新聞も真っ白です。
しかし、それはミサキが自分自身で613について知ることを拒絶していたからです。
「613」とは、ミサキが小学6年生のときに、当時の総理大臣・未道未先(みどう みさき)が発表した『613発言』のことです。
「1875年、高位の生命体と接触した人間が提案した「すべての人間の精神の一部をその生命体と入れ替える」計画。人々の突発的な衝動はその影響だ!突発的な衝動に襲われたことはあるか?突然狂気的な行動に憧れを抱いたことはあるか?その衝動に逆らってはいけない。その心のおもむくままに!」
未道未先のこの発言を信じたのは国民の5%、しかし約600万人以上になります。
その影響で、狂人やカルトが増殖、殺人が増加し、自殺者も年間5万人に。
そして、ミサキもその1人でした。
未道未先の言葉を信じたミサキは、同級生と『613倶楽部』を結成。
そして、その合言葉は「みみみみみ」
その後、インターネットに拡散されたその言葉は、『みみみ教団』のシンボルになっていきます。
恐怖のカルト集団『みみみ教団』の発端は、小学生時代のミサキだったのです。
七尾ミナト
ある日、ミサキの前に姉の元恋人という男が現れました。
「私に姉がいたの?」
ミサキは驚きましたが、この男が狂っているので、信じることはできません。
そして、ミサキはべへりんに頼み、魔力で記憶を取り戻します。
姉が首を吊る姿・・・
なぜ姉は亡くなったのか・・・
その謎を追い始めました。
七尾なぎさ
ミサキは小学生の頃の経験、両親や姉の死で記憶がおかしくなっていました。
そして、子供の頃の誘拐事件。
ミサキが9歳の頃、突然誘拐されました。
一緒に遊んでいた兄・七尾なぎさは恐怖で動くことができません。
翌日、ミサキは無事に助け出されましたが、兄を信じて助けてくれると思っていたミサキは、何もできなかった兄に対して嫌悪感を抱き、「兄」という存在を認識できなくなっていました。
そのとき、ミサキの人格は「ミサキ」と「みさき」に分かれたのです。
ミナトの死
ミサキの姉・ミナトは、両親の死や弟が引きこもりになり、妹が二重人格になってしまったことで、追い詰められていました。
やがて、ミナトは心中しようと決意します。
しかし、なぎさを殺そうとしたとき、「ミサキだけは殺さないでくれ!」
そのなぎさの言葉に絶望し、ミナトは自殺してしまいました。
べへりんの正体
ミサキのそばにいた悪魔『べへりん』。
それはミサキの兄、なぎさでした。
なぎさはミサキ誘拐事件の後、何もできなかった自分をずっと責めていました。
狂ってしまった妹に寄り添い、「悪魔」のふりをしながら、ずっとミサキを守っていたのでした。
未道の遺言テープ
未道未先が死ぬ前に『遺言テープ』を残しており、そのテープは『みみみ教団』にあることが分かったミサキ。
そのテープを聞かせると、みんな元に戻るかもしれない!と思ったミサキは、みみみ教団に潜入。
無事に『遺言テープ』を手に入れましたが、教団に追われ、殺されかけます。
そこになぎさが現れ、ミサキを助けてくれました。
ミサキはなぎさを許し始めます。
そして、ミサキは遺言テープをみんなの前で流しました。
『私は未道未先。私はもうすぐ死ぬ。だからこの遺言を残そう。6日と13時間後に私は必ず復活する』
しかし、未道未先が死んでからすでに何か月も経っていて、未道は復活していません。
そして、みんなは未道の言葉はでたらめだったことに気づき、徐々に正気を取り戻していきます。
最終回はどうなる?
ミサキは「狂気の正体は寂しさ」だと言います。
未道の洗脳で狂った人はみんな孤独に耐えきれず、狂ってしまったのではないか?
しかし、今のミサキには友達や兄なぎさがいます。
世界は、ようやく狂気から解放されたのでした。
「外れたみんなの頭のネジ」はどこで読める?

「外れたみんなの頭のネジ」を読む方法を以下にまとめました。
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