モニュメンタリーホラー小説「穢れた聖地巡礼について」
伏線回収される瞬間が気持ちいいですよ!
そんな「穢れた聖地巡礼について」はどこで読めるのでしょうか?
ネタバレや考察など、くわしく調べてみました!
「穢れた聖地巡礼について」概要
- タイトル:穢れた聖地巡礼について
- 作者:背筋
- ジャンル:ホラー
- 出版社:KADOKAWA
「穢れた聖地巡礼について」をKindle Unlimitedで読む⇒
「穢れた聖地巡礼について」のあらすじは?
フリー編集者の小林。
心霊系YouTuberである池田の「オカルトヤンキーch」のファンブック企画を出版社に持ち込みます。
書籍化するために、「オカルトヤンキーch」に投稿された動画の追加取材を行なっていきます。
霊が見えるライター宝条も加え、心霊現象をでっちあげていくうちに・・・
「穢れた聖地巡礼について」をKindle Unlimitedで読む⇒
「穢れた聖地巡礼について」ネタバレ
※ネタバレ
六部殺し
六部殺し(ろくぶごろし)は、日本各地に伝わる民話・怪談の一つ。かつて殺した相手が、自分の子供に生まれ変わり、罪を暴く言葉を発する。
ある農家が旅の六部を殺して金品を奪い、それを元手にして財を成したが、生まれた子供が六部の生まれ変わりでかつての犯行を断罪する、というのが基本的な流れである。最後の子供のセリフから、「こんな晩」とも呼ばれる。
作中に登場する心霊スポットは、すべてこの「六部殺し」に関係しています。
変態小屋
幸江が涼子から豊を奪い、涼子は飛び降り自殺します。幸江と豊の娘・ゆかが、ソファから飛び降り、何かを言おうとする・・
天国病院
孫が祖母の死を願い、祖母は病気で死にます。孫の子供が、花火を見ながら、何かを言おうとする・・・
お局ナースが新人ナースに嫌がらせをし、彼氏を奪い、新人ナースは自殺します。お局ナースが担当する患者の顔が、新人ナースの顔に変わり、何かを言おうとする・・・
輪廻ラブホ
小林
フリーのライター。
紙からWeb媒体へと変化する時代についていくことに苦労している。
おもしろい企画を作るために、YouTuber池田を利用することにした。
ゴシップ系週刊誌記者時代、フェイクニュースを書いて、相手の家族に恨まれたことがきっかけで、人間の負の感情を見ることができる。
池田
美大出身のウェブデザイナー。
心霊系YouTuberとしても活動している。
美大時代に「鈴木優子」から「人間として中身が空っぽ」と言われ、「鈴木優子」を呪い、殺してしまったと思っている。
呪いなんてないと思いたいため、心霊スポットを巡っているところもある。
小林と宝条に利用され、「呪われているYouTuber」に仕立て上げられていき、「鈴木優子」の霊に憑りつかれている思いこんでいく。
宝条
実家が神社の家系で、霊感がある。
幽霊が見えることで、中学生時代、孤立していた。
教育実習生が孤立している宝条を助けようとしたとき、「先生も幽霊が見える」と言われ、怒りがこみ上げる。
そして「嘘をつくな!あの幽霊が見えてないだろう!」と危険な男の霊を指さし、先生はその霊を見てしまい、数日後に自殺してしまった。
それからは霊感があることを隠し、生きてきた。
バーで怖い話を集めていた小林に出会い、苛立っていたところを負の感情を見ることができる小林に指摘され、知り合いになった。
小林に頼まれて、池田を「呪われているYouTuber」に誘導していく。
2人の鈴木優子
池田の美大の同級生「鈴木優子」と敬一の彼女「鈴木優子」。
池田は、美大の同級生「鈴木優子」を呪ったことで、「鈴木優子」はトラックで轢き殺されたと思っていた。
しかし、それは同姓同名の敬一の彼女である「鈴木優子」だった。
美大の同級生「鈴木優子」が生きていることを知った池田は、「鈴木優子」の霊に憑りつかれていないと知り、安心よりも怒りを覚える。
ずっと「鈴木優子」の霊に怯えて生きてきた池田は、「優子がいなかったら、僕には別の人生もあった」と言い出す。
「ムカつくんですよね。のうのうと生きて。いっそ、本当に死んでたら。あんなやつ、死ねばいいのに」
池田は同級生「鈴木優子」を呪い殺すかもしれない。
「穢れた聖地巡礼について」はどこで読める?
「穢れた聖地巡礼について」を読む方法を以下にまとめました。
電子書籍ストア
Kindleや楽天Koboで購入できます。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する月額制の読み放題サービスです。
対象の本が月額980円で、iPhoneやAndroid、パソコンから読むことができます。
小説だけでなく、漫画や雑誌、ビジネス書、写真集など、100万冊以上が読み放題なんです!
「30日間無料キャンペーン」や「3か月99円キャンペーン」を実施しているので、実質無料で読むことができますよ!
「穢れた聖地巡礼について」まとめ
モニュメンタリーホラーで、読み手の想像力や考察力が必要な小説なので、合う合わないがありますが、すべてを知った上で2回目を読むと、小林の「ヒトコワ」が際立ってきますよ・・・
「穢れた聖地巡礼について」をKindle Unlimitedで読む⇒