小説「口に関するアンケート」はどこで読める？ネタバレあらすじなど！

大学生の翔太、杏、竜也、美玲は肝試しをするために、呪われた木がある霊園に行きました。

その後、杏が行方不明になり、1か月後に自殺してしまいます。

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オカルト研究会の健と颯斗は、幽霊を撮影するために霊園に行きました。

そこで、素手で穴を掘っている髪の長い女を見つけました。

話しかけてみると、女は顔を上げます。

すると、女の首が長いことに気が付きました。

驚いていると、蝉がいっせいに鳴きだしました。

女の口からも蝉の声が鳴り響いていました。

2人は慌てて逃げ出し、冷静になると、あれは人間に違いないと思い、警察に通報しました。

警察が行くと、女性の遺体が見つかります。

顔を確認すると、顔が腐っていました。

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現在、竜也と杏は付き合っていますが、以前、杏は翔太と付き合っていました。

翔太は杏とよりを戻したいと思っています。

一方、竜也は翔太に申し訳ないという気持ちを抱いていました。

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美玲は杏が木に登ろうとしている姿を発見します。

杏は木から落ちても、何度も登ろうとし、その指は爪が剥がれて血がにじんでいました。

美玲はそんな杏を羽交い絞めにして車まで引きずって行きました。

車に戻ると、杏は落ち着いたようですが、様子はおかしく、ずっと「上に・・」と呟いていました。

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翔太はみんなを肝試しに誘った日、竜也を呪うつもりでした。

竜也に苦しんで死んでほしいと願っていました。

呪いの木についての記事を見つけ、その木に願うと、地獄の苦しみを味わわせることができると知り、みんなを肝試しに誘いました。

翔太は肝試しの道順などを決め、自分が一番に行くように仕向けます。

そして、呪いの木に「もうすぐこの前を通るやつを殺してください」と祈りました。

祈っているとき、木の幹にとまって羽化している途中に死んだ蝉を見つけました。

それを見た翔太は「あんなふうに殺してください」と付け加えます。

しかし、竜也は木の前を通りませんでした。

竜也は翔太と話したいと思い、先に行って車で待っている翔太の元に急ぐため、肝試しの道順をショートカットしたのです。

翔太の次に行った杏が呪いの木の前を通り、呪いを受けました。

突然何も分からずに地獄の苦しみを受けた杏は、逃げようと必死で木を登ったり、穴を掘ったりします。

そして、自殺してしまったのです。

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そして、杏の恨みを受けた大学生5人は、霊園の大木の下でロープを首にかけた状態で、あの日のことを語り合い、自分が話し終えて許されると、ひとりずつ台を蹴って自ら命を絶ったのです。

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