ホラー作家・背筋さんの「口に関するアンケート」をネタバレ考察してみました!
また、どこで無料で読めるかなどを調べてみました。
「口に関するアンケート」とは?
- タイトル:口に関するアンケート
- ジャンル:ホラー、モキュメンタリー
- 著者:背筋
- 出版社:ポプラ社
- 発売日:2024年9月4日
「口に関するアンケート」は、大学生たちが「呪われた木」のある霊園で肝試しを行ったことで奇怪な現象に巻き込まれるホラー小説です。
物語のテーマは「口は災いのもと」。噂や言い伝えが実体を持ち、ただの木が呪いの木として力を持ってしまう過程が描かれています。
登場人物の体験を音声記録形式(m4aファイル)でモキュメンタリー風に語る構成となっており、読んでいる側は本当に現場で語りを聞いているかのような臨場感が味わえます。
「口に関するアンケート」登場人物
村井翔太
- 杏の元彼、物語の発端を作る中心人物
- 呪いの木で「次に木を通る人を地獄に落として」と願う
- 最初に木の前を通るが、蝉の声は聞いていない
伊藤竜也
- 杏の現在の恋人、翔太のライバル
- 肝試しで木の前を通らずショートカット
杏
- 翔太の次に木の前を通り呪われる
- 蝉のように死のうと木に登ろうとする
- 肝試し後、最終的に首を吊り自殺
- 死後、霊となって他の登場人物を木の前に集める
原美鈴
- 杏の親友
- 杏の異変に気づき、車に連れて帰る
- 木の噂や空気感を敏感に察知する
川瀬健・堀田颯斗
- オカルト研究会の大学生
- 上4人の数日後に霊園へ肝試しに行く
- 杏の霊を見てしまい、蝉の声を聞いてしまう
「口に関するアンケート」ネタバレあらすじ
※注意:ネタバレ有
物語は、大学生4人組が心霊スポットである「霊園」で肝試しを行ったことから始まります。
その霊園には大木があり、「呪いの木」と呼ばれていました。
元々この木はお寺の境内に生えていた普通の木で、立派で神聖な印象があったものの、墓地化によって縁起の悪さが強調され、噂や口伝によって「呪いの木」として扱われるようになりました。
1. 翔太の企みと肝試しの発端
物語の発端は、村井翔太の嫉妬と執着です。
翔太は元カノである杏に未練を抱きつつ、杏の現在の恋人である伊藤竜也を呪おうと計画します。
翔太は仲間たちを肝試しに誘い、「呪いの木」の前で「もうすぐあなたの前を通るやつがいますから、そいつを殺してください」と願います。蝉の死骸を見たことから、「あんな風に、殺してください」と念じ、竜也に呪いがかかるように企みました。
しかし、竜也は杏との喧嘩や翔太への不満から、木の前を避けてショートカットします。
そのため、呪いは竜也にはかからず、代わりに次に通った杏に降りかかることになります。
2. 杏の異常行動と呪いの影響
木の前を通ったのは、翔太の元カノの杏でした。
何も知らない杏は、「呪いの木」に呪われてしまい、異常行動を取り始めます。
蝉のように穴を掘り、木に登ろうとするなど、蝉の羽化行動を連想させる奇怪な行動を見せます。
この様子を見た美鈴は、異常を感じ取り杏を抱きかかえて車に連れて帰ります。
その数日後、杏は「霊園」に再び現れ、木の前で狂気の末に首を吊って死亡します。
死後、杏は幽霊として現れます。彼女の首は異様に長く伸び、口からはセミの鳴き声が聞こえます。
3. 健と颯斗の体験
川瀬健と堀田颯斗はオカルト研究会のメンバーで、翔太たちの肝試しから数日後に「霊園」を訪れました。
そこで、首を吊った杏の幽霊と遭遇し、その蝉の鳴き声を聞いてしまいます。
その後、2人は警察に通報し、杏の遺体が発見されました。
4. 罪の告白
肝試しに関わった翔太、竜也、美鈴、健、颯斗、そして死んだ杏は、「呪いの木」の前で自分たちの罪や行動を告白します。
この告白は、誰に向けたものなのか明確にはされません。
「じゃあ、死にますね」
そして、この本には最後に数問のアンケートが付いています。
問7 前掲の文章を音読後に、大学生5人が霊園の大木の下でロープを首にかけた状態で、あの日のことを語り合い、自分が話し終えて許されると、ひとりずつ台を蹴って自ら命を絶った光景をイメージしましたか?
杏の呪いで集められたのかどうかは分かりません。
しかし、みんな告白後に首を吊って死んでしまいました。
「口に関するアンケート」はどこで読める?
「口に関するアンケート」は、書籍や電子書籍で読むことができます。
また、「オーディブル(Audible)」で聴くこともできます。
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